杉山の度重なるミスにより、タケルは連日の残業で疲弊していく。
そんな中、またしても杉山が取引先への返信を怠り、相手からクレーム寸前の電話が入る。
タケルが状況確認を求めると、杉山は
「見てなかった」「難しいから後でいいと思った」
と悪びれる様子もない。
ついにタケルの中で何かが切れる。
普段は温厚なタケルが、静かに、しかし明確に杉山を叱りつける。
「仕事を任されている責任を自覚しろ」と。
その迫力に、杉山は初めて“本気で怒られた”ことを理解し、言い返せず立ち尽くす。
一方で斎藤課長は、問題の背景も見ず
「部下をコントロールできないお前が悪い」
とタケルにだけ責任を押しつける。
タケルは、ようやく一歩踏み出したのに、
職場全体からは評価されない現実に打ちひしがれる。
その夜、タケルは暗いオフィスで独り、
“自分が変わらなければこの状況は続く”
と強く痛感するのだった。

